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公開日:2023.02.10
宮ヶ瀬小
1万Km先の友達と交流
マラウイ共和国と通信で
清川村立宮ヶ瀬小学校(山中隆校長)の全児童5人が2月3日、東アフリカ・マラウイ共和国のセントテレザ小学校の児童とZoomによる交流を行った。児童は学校紹介などで互いの文化を学んだ。海外の学校とオンラインで交流するのは同校では初めて。
この交流は、学校を外部から支える地域の人で作る学校運営協議会の小島睦夫会長の知人がJICA青年海外協力隊の一員としてマラウイで活動していることを知り、宮ヶ瀬小の子どもたちのためになればと双方に提案したのがきっかけ。昨年夏ごろから時期や内容の準備を進めてきた。
日本とマラウイの距離は約1万2千Km、時差は約7時間ある。日本のように通信環境に恵まれているわけではないことから、比較的繋がりやすい早朝が選ばれた。
日本時間午後2時、マラウイは午前7時にもかかわらず、マラウイの児童は笑顔で手をふり「こんにちは」と日本語であいさつをすると宮ヶ瀬の児童はマラウイの言葉で「ムリバンジー(はじめまして)」と元気に返事をかえした。
マラウイの児童は、授業科目を紹介し、教室の掃除は朝にすることを伝えると、宮ヶ瀬の児童は「こちらは夕方」と返し文化の違いを学んだ。その後、宮ヶ瀬小の図書室や教室、体育館、ランチルームなどの写真を見せ英語で紹介。マラウイの児童は整った設備に声を出して驚いていた。
約40分の交流のなかで、画面が一時フリーズしたり音声が途絶えることもあったが、大きなトラブルもなく進み、最後は「ティオナナ(さよなら)」で終了した。児童からは「マラウイの人と会話ができてよかった」「日本語を話してくれてうれしかった」などの声が聞かれた。
マラウイは英語とチェワ語を公用語としている。宮ヶ瀬小の児童は、約2週間前から学校の施設を紹介するために英語の特訓に励んだ。日本語で原稿を作りタブレットの翻訳機で英語に訳し、アプリで発音などをチェック。その後、教諭を相手にシュミレーションを繰り返し本番に備えたという。担当の立石英教諭は「子どもたちはマラウイの子どもに伝えたいという気持ちを持って英語を勉強していました。自分たちとは違う環境で生活している人がいることを知るきっかけになったと思う。これからも世界に目を向けてもらえたら」と話した。山中校長は「現地に行くことはできなくてもこのような形で交流を図ることができ、子どもにとって貴重な経験になったと思う」と話した。
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