戻る

厚木・愛川・清川 人物風土記

公開日:2026.09.18

愛川町吟詠連盟で会長を務める 勝又 荘蔵さん 愛川町中津在住 84歳

  • 勝又 荘蔵さん (写真1)

伝統の声を次代に

 ○…約50年の歴史を誇る愛川町吟詠連盟の会長を務め、毎月第2・第4木曜日には指導者として教室に立つ。かつては80人ほどいた会員も、コロナ禍などを経て現在は25人に減少。「詩吟に親しむ仲間を少しでも増やしたい」と、会員増強に向けて精力的に活動を続ける。連盟の活動だけに留まらず、愛川年金者の会の会長を務めるほか、チンドン屋としての顔も持ち、老人ホームの慰問や地域の盆踊りなど、笑顔を届けるため町内をパワフルに駆け回る。

 ○…父親が酔うと詩吟を口ずさんでいた姿が原体験。50歳の時、詩吟教室のチラシを目にしたことをきっかけに本格的に足を踏み入れた。「学校では教わらなかった歴史や漢詩の奥深さに触れられるのが魅力。30年続けても常に新しい出会いや発見がある」と目を輝かせる。知人の勧めで同連盟に入会したのは60代の時。「当時は若手扱いでしたよ」と振り返るが、現在は最長老の一人として会を温かく見守る。

 ○…千葉県多古町出身。高校卒業後に上京し、建設会社に入社。王子の寮を経て、会社の移転に伴い愛川町へ移り住んだ。この地で出会った妻と結婚し、3人の子どもに恵まれた。現在は皆独立し、大学生から小学生まで5人の孫がいる。取材当日は偶然誕生日。「朝、孫からお祝いLINEが来たよ」と楽しそうに語る顔は、一人の優しい祖父そのものだ。

 ○…夫婦共通の趣味は山登りで、かつては山仲間を作って海外の山に挑むほどの大の旅行好きでもある。現在の目標の一つは、夫婦で中国の江南地方へ行くことだ。「体調を整えて、また旅に出たいね」。吟詠を通じて深めた温故知新の精神と、地域を愛する旺盛なサービス精神を胸に、今日も高らかな声を地域に響かせている。

厚木・愛川・清川 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

厚木・愛川・清川 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

厚木・愛川・清川 人物風土記の新着記事

厚木・愛川・清川 人物風土記の記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS