厚木・愛川・清川 人物風土記
公開日:2023.03.17
3月6日付で厚木市副市長に就任した
石塚 修さん
厚木市三田在住 65歳
漲(みなぎ)る使命感と郷土愛
○…新市長からの白羽の矢。指名は「寝耳に水だった」と、驚きを振り返る。市長の理想とする政策を実現するため、2千人を超える市職員をまとめる重責に、ためらいもあった。しかし、市民の代表である市長から直接選ばれた重さを鑑みて、決意を固めた。座右の銘は「人間到る処青山あり」。プレッシャーを使命感に変え、むしろ楽しむ。
○…厚木市三田生まれ。三田小、睦合中、厚木高校と生粋の厚木っ子。法政大を卒業後、厚木市役所に入庁した。市立病院の建替えや、あつぎ鮎まつり、中心市街地整備担当など多岐にわたる部署で腕を振るった。「色々なことを経験させてもらったことが、今に生きている」と、目を細める。重要視するのはバランス感覚。「市民の皆様と直接触れ合う最前線の現場は楽しいし、公務員を強くする。一方で、コンプライアンスも重要」と背筋を伸ばす。定年退職後は厚木歯科医師会の事務局長に就任。持ち前の調整力を発揮して組織の要を担った。
○…再び戻った古巣に公務員としての気概もあふれる。「生まれ育った自分のまちを、大切な誇れる場所に思ってもらえたら嬉しいし、そんな人が一人でも増えてくれることが公務員としての幸せ」と語る。遠方に足を運び、東名高速道路を走って大山が見えてきた時の安心感。幼少の頃から親しんだ中津川の水。郷土愛は自身の原動力。「自分の故郷が嫌いってのは、やっぱり悲しいじゃない」とつぶやく。
○…一人息子は独立し、今は夫人と愛犬の暮らし。最近凝っていた「米づくり」は副市長就任で「今年は難しいかも」と苦笑する。多忙な日々の癒しは、新婚から毎日続く愛妻弁当。「栄養のバランスが良くて美味いんだ」とはにかむ。
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