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公開日:2023.08.11
厚木市
犯罪に強いまちへ
SC(セーフコミュニティ)推進に16地区
厚木市は8月3日、「安心・安全セーフコミュニティ推進地区」の指定式を実施した。推進地区には市内16地区が指定され、山口貴裕厚木市長から地区代表者に推進地区のプレートが手渡された。
セーフコミュニティ(SC)は、WHOが推奨する「事故やけがは、予防できる」という考えのもと、市民と行政が協力して安心で安全に暮らせる町をつくることを目的とした取り組み。厚木市では2008年に認証取得に向けた活動を開始し、10年に初めて取得。以来21年には3度目の認証を受けている。
推進地区は刑法犯認知件数等を勘案し今年度は、厚木北(2)・厚木南・依知北・依知南・睦合北・睦合南・睦合西・荻野・小鮎・南毛利・南毛利南・玉川・森の里・相川・緑ケ丘の16地区が指定された。指定された地区では安心安全パトロールや啓発看板の設置、ワークショップなどを各地区で計画し、防犯体制を強化していく。
指定式で山口市長は「日頃の地域活動に感謝。引き続き、地域をよく知る皆さまの経験と知恵を活かし、安心安全なまちづくりに向けた力添えを頂きたい」とあいさつ。有原馨厚木警察署長は「市内では空き巣、自転車盗、特殊詐欺、交通事故が増加傾向にある。犯罪や事故を未然に防ぐためには、日常と違う点に気づくことが重要」と話した。また推進地区を代表して相川地区の片岡俊治さんは「犯罪防止や交通安全、けが防止など、セーフコミュニティの取り組みを充実させ、身近な安心安全活動を積極的に行いたい」と山口市長と有原署長に誓った=写真下。
また当日は睦合南と厚木北地区が昨年実施した、防犯パトロール等の取り組みが報告された。
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