再編統合し、4月に厚木王子高校となる厚木東高校と厚木商業高校(厚木市王子)で、3月1日に現校名で最後となる卒業式が開催された。両校の校長は最後の卒業生たちを称え「挑戦」の2字を込めたエールを送った。
厚木東高校では194人が卒業。梅澤広昭校長は式辞で、同校が118年の歴史で数回の校名変更や再編を経てきた「進化し続ける学び舎」であるとし、最後の卒業生に「本気の挑戦や心からの悔し涙、歓喜の笑顔に立ち会えたことは意義深く幸せだった、厚木東の挑戦するスピリットを携えてほしい。自分を愛し他人を思いやる、やさしさも常に心にあるように」と述べた。
厚木商業高校では50期生となる186人が門出を迎えた。宗方泰司校長は、卒業生がソフトボールの日本代表入りした事や簿記検定1級に合格した事、小学校での金融教室の取り組みなどを「歴史の節目にふさわしい活躍」と称えた。また大規模災害にも触れ「命の大切さに気づいた人もいるかもしれない、一刻一瞬をわが命と捉えて精進し、挑戦を続けて」と呼びかけた。
厚木王子高校の名は2校がある地名に由来する。厚木東高校の敷地に開校し、普通科と総合ビジネス科を併置、4月8日に新1年生を迎える。生徒数は1055人で1学年あたり9学級となる。
工事中の新校舎には視聴覚ホールやオープンテラスつきの食堂、図書室などが備わる予定で、夏休み前までには完成の見込み。当面の間は厚木商業高校の校舎も活用して授業が行われる。新しい制服はスーツにも似たデザインで新1年生が着用し、2年生や3年生はこれまでの制服を使う。新校歌や新校章も今後発表される予定。
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