毛利台青少年剣道クラブの代表を務め、少年剣道教育奨励賞を受賞した 中野 清延さん 厚木市毛利台在住 56歳
地域に根付く剣士経営者
○…毛利台地区の剣道愛好者らが所属する「毛利台青少年剣道クラブ」の代表として、このほど公益財団法人全日本剣道連盟の少年剣道教育奨励賞を受賞した。「長年続けてきたことが認められ、本当にうれしい」と達成感をにじませる。子どもの剣道人口減少を肌で感じる中、「剣道の良さを広め、子どもたちに剣道を好きになってもらいたい」と、熱い思いを抱いて運営にあたる。
○…剣道を始めたのは48歳の時。新しいことを始めようと考えていた際、地元の毛利台で活動するクラブの門を叩いた。「体験で素振りをしたら、先生に褒められてしまって」と照れ笑いを浮かべながら剣道との出会いを振り返る。「礼儀作法を重んじること、そして日本古来の刀を用いた武道であることから、技術的な奥深さがある」と魅力にはまった。
○…クラブの代表として剣道の普及に力を注ぎながら、普段は市内で不動産業を営む。「土地や建物、身近にあるもので最も高価な商品を動かすということに面白みがある」と経営のやりがいを語る。「車の中の空間が好き」と、多忙な日々の中でのドライブは貴重な息抜きのひと時。「自分の経営する街のことは知っておかないと」と、市内を巡れば住み慣れた厚木の新たな魅力や地域の変化に気づかされる。
○…東京に生まれ、学生時代は横浜で野球に打ち込んだ。高校は強豪校の野球部に入部しプロを目指したが、「あまりにもきつすぎて」と過酷な練習に耐えきれず、挫折も味わった。しかしその経験から得られた忍耐力は、新たな生きがいとなった剣道に対する向上心につながっている。「これからも、剣道の普及と青少年の育成に尽力していきたい」と、自身の情熱を少年剣士たちの育成に注いでいく。
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3月14日