4月の総会で厚木法人会青年部会の部会長に就任した 原 英介さん 厚木市及川在住 49歳
税の大切さ次世代に
○…厚木市・愛川町・清川村の2100社以上が加盟し、税を通じた健全経営をめざす公益社団法人厚木法人会。その青年部の部長に4月の総会で就任した。掲げたテーマは「時代の変化とともに積み上げてきた活動経験を新たなる世代へ。そして会員同士、絆を深め楽しく活動しよう」。スタートメンバーは70人。「固くならずに、楽しく協力しながらやっていきたい」と笑顔で話す。
○…市内及川の(有)原設備工業の2代目として、昨年4月に代表取締役に就任した。県内を中心に水道や管工事全般を扱い、一般家庭から、学校や道路などさまざま。「工事は完了すると外からは見えないもの。だからこそ、しっかりときれいに仕上げる」と話す。高校卒業後、職業訓練校などを経て家業へ。自社に入ってきた息子のことを考え「得意分野を伸ばし、次世代への会社作りをしたい」という。
○…「税について知るだけでなく、異業種交流や情報交換を通じて会社を健康にする取り組みが学べる」と青年部の魅力を語る。管内の小学校などで行う租税教室で教壇に立ったのはいい思い出で、部長として更なる充実を図りたい活動のひとつ。「会員拡大はもちろん、他団体との連携や、法人会全体の事業にも参加していきたい」と意気込む。
○…自治会をはじめ、過去にはPTAなど地域活動にも積極的に参加する。市内の水道業者が集う厚木管工事業協同組合の専務理事も務め、能登半島地震の際には県の依頼を受けて現地での水道復旧作業にも尽力した。各地区からの支援団体との作業で、実際の水道復旧に立ち会うことは無かったが、「水道は家が機能するための血液のようなもの。直ったときのありがとうの声が励みになる」とほほ笑んだ。
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6月13日