神奈川県社会保険労務士会厚木支部の支部長に就任した 建部 卓也さん 厚木市妻田在住 51歳
「ATG」の精神で
○…厚木労働基準監督署の管轄となる厚木市・海老名市・座間市・大和市・綾瀬市・愛甲郡から200人が集まる厚木支部の支部長に就任した。「働き方改革やコンプライアンスなど、ここ数年で社労士を取り巻く環境も大きく変わった」と、支部では企業と人の間に入り、さまざまな労務に携わる社労士たちを実務能力向上と交流の面からサポート。「親睦から情報交換できる場を作りたい」と意気込む。
○…社会保険労務士制度は始まって60年弱と、他の士業に比べて新しい制度。「歴史も浅く、まだまだ知られていない。認知度向上による活性化が一番の課題」と話す。県の広報渉外委員会に所属していた時に関係した公式キャラクター「しゃろ☆うし」もその思いから生まれたもの。☆は地元神奈川の横浜DeNAベイスターズにあやかった。その熱い思いで社労士の認知度向上を図る。
○…厚木生まれ。大学卒業後はメーカーに勤務するも、帰省の際にふと大山を目にし「美しい自然のもとで生きていきたい」と、社労士の父親の事務所へ。今年で22年目を迎え、代表社員として事務所をけん引する。モットーは迅速丁寧。多様化する課題に対し、複数の社労士が知恵を出し合うことでより良い解決をめざす。手がけた課題が一定の解決に向かう時が「ホッとしてうれしい瞬間」とほほ笑む。
○…趣味は家族での野球観戦。ランニングは足を痛めたこともありウオーキングに変更したが、大会では1日50Kmを歩くことも。「時間に追われる生活で、歩くことは最高の贅沢」という。最近では登山も始めたのだとか。「大事なのは『A・T・G(明るく・楽しく・元気に)』です」と、厚木と掛けたスローガンを胸に、日々を過ごしていく。
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6月13日