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公開日:2025.07.18
厚木王子高簿記部
団体4連覇で全国へ
個人の部も4人が入賞
全国高等学校簿記競技大会の神奈川県予選会が6月21日に横浜市内で開催され、厚木王子高校簿記部が団体の部で優勝し、4年連続で全国大会出場を果たした。また、個人の部では準優勝をはじめ、4人が入賞した。
県内から7校が出場した予選会。団体の部は各学校から6人まで出場でき、上位3人の合計点数で順位を決める。時間は90分で、第1部は仕訳、伝票、帳簿、決算の問題、第2部は計算と本支店会計、原価計算の問題が出題された。
厚木王子高校は、部長の佐久間智優さん(3年)、丸田釉月さん(同)、工藤虎清さん(2年)が上位となり、合計点数392点(600点満点)で優勝。厚木商業時代から続く4連覇を達成した。また、個人の部では丸田さんが準優勝、佐久間部長が4位、工藤さんが7位、山田勝翔さん(2年)が8位と4人が入賞を果たした。
佐久間部長は「連覇のプレッシャーは特になかった」と話すが、2位との点差はわずかに3点。「全国大会出場を目標にしてきたので、とりあえずほっとした」と胸をなでおろした。
先輩の応援を力に
部活動は週に6日。現在は全国大会に向けて、過去の問題集を解くことに重きを置く。大会前には卒業生が指導を兼ねて激励にきてくれることも多く、県予選会当日も先輩から応援のLINEが届いたという。「そういったつながりがあるのが、うちの部の強み」と全員が口を揃える。
全国大会は7月25日(金)に千葉商科大学で開催される。選手登録3人と補欠登録1人が会場に入れる大舞台に向けて丸田さんは、「個人で180点を取りたい。それがチームのためになる」とし、工藤さんは「初めてなので、やれることをやり切りたい」と話す。佐久間部長も「昨年よりも高い点数を取って先輩に良い報告がしたい」と意気込んでいる。
また同校からは後藤陸さん(3年)が全国情報処理競技大会県予選会個人の部で3位に入賞し、7月26日(土)に千葉商科大学で行われる全国大会への切符を手にしている。
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