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公開日:2025.07.25

日本パスタ協会
新会長に副島氏が就任
オーマイ(株)(厚木市)社長

  • 副島社長(厚木市緑ヶ丘のオーマイ本社にて)

 国産パスタを製造する国内大手8社で組織する一般社団法人日本パスタ協会の定時総会がこのほど都内で開かれ、新会長に厚木市緑ヶ丘に本社を構える株式会社オーマイ社長の副島久靖氏(62)が就任した。国内の乾燥パスタ市場拡大を目指す同会、喫食率も増え、昨年は国内供給量30万トンを達成。副島会長は「今年もパスタの美味しさを浸透させたい」と話す。

 日本パスタ協会は、1972年に社団法人全日本マカロニ協会として発足した。2002年に日本パスタ協会に改称され、13年に一般社団法人化した。現在は赤城食品(株)、奥本製粉(株)、オーマイ(株)、(株)コルノマカロニー、昭和産業(株)、日本製麻(株)、はごろもフーズ(株)、マ・マーマカロニ(株)の8社で組織され、国産パスタの製品改良・品質向上への調査研究、啓発および市場拡大のためのPR活動を行っている。

 新会長に就任した副島氏は2023年にオーマイ社長に就任。今回の協会会長就任を受け、本紙の取材に「パスタの美味しさを広め、業界を盛り上げていきたい」と意気込む。また昨年、協会が目指していた国内供給量(国内生産量+輸入量-輸出量)30万トンを達成したことを挙げ、「パスタ料理が選ばれるように普及活動進め、今後も30万トン台を継続していきたい」と話した。

地元に貢献

 オーマイ(株)は、オーマイブランドで知られる株式会社ニップンのグループ企業として、乾燥パスタの製造を行う。厚木工場は1970年に設立された。

 近年では、地元企業として市内イベントへの参加、フードバンク等へのパスタの寄付なども定期的に行っており、副島社長は「地元企業として、これからも厚木に貢献できれば。厚木をパスタの発信地にしていきたい」と地元への貢献に意欲的。「厚木工場の従業員は地元の方が殆どであり、従業員を大切にし、一緒に成長していく企業であることも、地元に貢献する一つと考えています」とも話した。

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