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公開日:2025.09.26
厚木北高校
揚州(ようしゅう)市とサッカー交流
「貴重な経験を伝えたい」
県立厚木北高校がこのほど、厚木市の友好都市である中国・揚州市を訪問し、同市で開催された第1回揚州国際友好都市サッカー交流大会に参加した。9月10日には訪問団が山口市長に姉妹都市との交流を報告した。
厚木市と揚州市は1984年10月に友好都市を締結し、訪問団の受入れや派遣を通じて交流を深めており、昨年には友好都市締結40周年を記念して若宮公園(森の里)で植樹式も行われている。
揚州市で毎年実施されているサッカーの招待大会が、今年から国際友好都市サッカー交流大会にも位置付けられ、揚州市から厚木市、厚木市から厚木北高校に声掛けがあり、サッカー部を中心とした訪問団が結成され、この度の訪問となった。
同校サッカー部は、今年のインターハイ県予選でベスト16、200人の部員を抱え、過去にはインターハイ出場も果たしている古豪。
同校生徒と教員ら24人は1日に揚州入り、同じく姉妹都市のある韓国チーム、揚州市のある江蘇省チームと親善試合を行ったほか、市内見学で歴史と文化を学んだ。同行した藤田崇史教頭は「訪問を通じて生徒たちにも変化があった。良い経験となった」と話す。
帰国後、山口貴裕市長を訪問した松尾遥人さん(3年)は、「食や街並みなど日本とは違う文化を肌で感じられた。言語も生活も違うがサッカーという共通のスポーツを通して、心が通じ合えたのが印象的。貴重な経験を多くの人に伝えていきたい」と報告。山口市長は「文化やスポーツなどを通して、皆さんが感じた普段とは異なる経験を糧にし、今後も両市の架け橋として力添えをいただきたい」と話した。
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