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厚木・愛川・清川 文化

公開日:2026.09.22

古民家山十邸で「半原大工」の展示会 史実裏付ける平面図などを公開

  • 大工道具を持って解説を行う鈴木氏(右から2番目)

    大工道具を持って解説を行う鈴木氏(右から2番目)

 愛川町中津にある国登録有形文化財「古民家山十邸」で9月20日、展示会「半原大工〜山十邸を建てた匠たち〜」が開催された。

  かつて関東各地の社寺や江戸城の修復で活躍した腕利きの宮大工集団「半原大工」。明治期に豪農の屋敷として建設された同邸も半原大工の矢内家により建てられたとの伝承があったが、長らく詳細は不明のままであった。しかし、半原大工を研究する鈴木光雄さん(88)が矢内家資料から同邸の計画段階とみられる平面図を発見し、矢内一門による建設伝承が史実であることが確認された。

  会場では発見された平面図や大鋸、手斧などの大工道具が展示されたほか、鈴木氏による解説ツアーも実施。訪れた50人の観覧者は熱心に耳を傾けていた。近隣に住む山内寛一さん(82)は「説明を受け、改めて素晴らしい建造物だと思った」と感銘を受けた様子だった。鈴木氏は「展示を通し、史実や半原大工の足跡を知ってもらうことができ大変有意義だった」と手応えを語った。

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