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厚木・愛川・清川 教育

公開日:2026.10.17

宮ヶ瀬湖で学ぶ郷土の歴史 飯山小児童がカヌー体験

  • 虹の大橋を前にカヌーを漕ぐ児童たち(提供)

    虹の大橋を前にカヌーを漕ぐ児童たち(提供)

 厚木市立飯山小学校(川上美穂校長)の6年生24人が10月1日、宮ヶ瀬湖でカヌー体験を行った。

 この体験学習は、飯山と関係の深い宮ヶ瀬湖での活動を通して、児童らの郷土愛を深めるとともに、アウトドアスポーツに親しむことを目的としており、今年で3回目の開催となる。

 当日は記録的な長雨の合間の晴天に恵まれた。児童らは、厚木市内で「イシケンスポーツ」を営む石川政彦さん(64)から指導を受けた。ほとんどの児童がカヌー初体験だったが、指示されなくても重いカヌーを水辺まで全員で助け合いながら運ぶなど、楽しみながらも真剣に取り組んでいた。

 相模原市、愛川町にまたがる宮ヶ瀬湖は、ダム建設に伴い、281世帯の集落が湖底に沈んだという歴史を持つ。その際、住民の多くが同校の学区である宮の里地区へ移り住んだ。

 湖上では、ダム建設に伴う歴史も説明され、石川さんからの「今、みんなが住んでいる場所にダムを作るから引っ越してと言われたらどうする」という問いかけに、児童たちは「嫌だ」と答え、湖底に沈んだ集落や先人たちの治水への貢献に思いを寄せていた。

  同校の川上校長は「湖にまつわる歴史も知ることで、自分たちの故郷について考えるきっかけになれば。毎年このカヌー体験を通じて、子どもたちが協力したり、声を掛け合うなど、成長する姿を見ることができてうれしい」と話した。

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