第28回全日本ビーチバレーボール大学男女選手権大会が８月７日、川崎マリエンで行われ、産業能率大学女子ビーチバレー部の石坪聖野さん（３年）・柴麻美さん（同）ペアが優勝した。産能大生の同大会優勝はこれで３年連続。同大の足立沙也夏さん（４年）・沢目繭さん（同）ペアも３位入賞と活躍した。
この大会には、全国から地区予選を勝ち抜いた22チームが参加。産能大からは関東大会優勝の足立さん・沢目さんペア、準優勝の石坪さん・柴さんペアが出場権を獲得した。
石坪さん・柴さんは、多彩な攻撃でトーナメントを勝ち上がり、準決勝で足立さん・沢目さんペアと対決。関東大会では敗れたが、この日は勢いそのままに積極的な攻撃をしかけ、１セット目を21対12で先取した。２セット目は白熱した展開となったが、21対17で逃げ切り、先輩との対決を制した。決勝でも神戸学院大学を相手にストレート勝ち。大会通じて１セットも落とすことなく、産能大勢として３年連続となる優勝に輝いた。
足立さん・沢目さんペアは、気持ちを切り替えて３位決定戦に出場。持ち前の強打で武庫川女子大学を相手に21対15、21対19とストレート勝ちで３位入賞を果たした。
柴さん・足立さんは市内出身
優勝ペアの柴さんは市内東成瀬、３位ペアの足立さんは市内西富岡の出身。大会を終え柴さんは「全国は初めてだったがとにかく楽しくやれた」と話した。次の目標は国内トッププレイヤーが集うビーチバレージャパンでの上位入賞。「誰かの目標とされる選手になりたい。１つでも多く勝ち上がれたら」と抱負を述べた。
足立さんは、「最後の年だったのでたくさんの人が応援に来てくれた。うまく気持ちを切り替えられた」とコメント。今後は「ツアーシリーズでベスト４に入りたい」と話した。
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