金属製品を取り扱う、市内鈴川の株式会社ムサシノ精機(佐藤義一代表取締役社長)がこのほど、補助金を活用した新規事業として、マスクの製造をはじめた。「伊勢原でつくったマスク」として、6月1日から市内や同社専用ホームページで販売を開始した。
同社は金属加工業として、自動車部品などの製造を行う。神奈川県金属プレス工業協同組合に加盟する。
新規事業としてマスクの製造を検討したのは、昨年3月。新型コロナウイルス感染症の流行でマスク不足になったことを受けて、ゼロからのスタートだった。
同社は神奈川県の再起促進事業費補助金の採択を受けて、生産設備一式を購入。食堂だったスペースを改修し、エアカーテンや換気装置なども入れてマスクの製造場所にした。
「国産」にこだわり
マスクは立体型で、「ふつうサイズ」と「小さめサイズ」の2種類を製造販売。素材は不織布で、耳が痛くなりにくい巾広の伸縮素材を使った。また、花粉やバクテリア、ウイルス飛沫を99%以上カットするフィルターを採用した。
素材の不織布や製造装置は日本メーカーのものを採用し「国産」にこだわった。また、差別化し特徴をもたせるため、商品名は「伊勢原でつくったマスク」に決定。口元部分には「いせはら」の文字を入れた。
佐藤代表取締役社長は「市内の製造業でも高性能なマスクが作れることを知って頂き、ぜひ商品を使って頂けたら。皆さまのお役に立てたらうれしいです」と話す。
各サイズとも7枚入りで、税込み440円。伊勢原駅観光案内所(駅ナカ クルリンハウス)や市役所レストラン棟内ヤマザキワイショップ、柏木牧場で販売中。また、同社専用ホームページでは、事業者向け定期便を取り扱っている。
問合せは同社【電話】0463・94・9166へ。
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