伊勢原ボウリングセンターの教室に通う井上真宏君（伊勢原小学校５年）が８月５日、６日に愛知県で行われた全日本小学生ボウリング競技大会・５年生男子の部に出場。２位に38本差をつけ優勝した。

　井上君は５月に江の島ボウリングセンターで行われた県代表選考会で２位になり全日本大会への出場権を手にした。

　全日本大会同部門には、全国から38人が出場。予選で６ゲームを投げトータル１０６９の３位で決勝にコマを進めた。「レーンのオイルの状態がつかめず、投げにくかった」と予選を振り返る。

　決勝に進んだのは10人。決勝は３ゲームのみで、予選のスコアを含めた総得点で順位が決まる。「３本とも２００を超えないと優勝できないと思った。決勝ではうまくレーンを読めて、ボール選びも成功したのが良かった」と話す。

　上位２人が軒並みスコアを伸ばせずにいる中、井上君は狙い通り２００超えを連発。終わってみれば２位に38本差をつけ逆転で優勝を飾った。「緊張したけれど、練習通り自分のプレーができた。去年は５位だったのでリベンジできて、とても嬉しい。トロフィーは部屋に飾ってある」と笑顔で話す。

友人の勧めで小１から

　友人の勧めで小学校１年の時から同センターの教室に通う井上君。「ボールを回転させて曲げるのが面白い」。２年生になってマイボールを持ったころからボウリングがさらに楽しくなったという。現在は週に３〜４日、プロやコーチから指導を受け、１日90分、多い時は６ゲーム投げる日もある。

　自己ベストはすべてストライクの３００。「次の目標は連覇。そのためには、ボールにもっと回転をつけて、スピードも速くする必要がある」と課題を自己分析する。