戻る

伊勢原 トップニュース社会

公開日:2026.10.16

向上自修館 酒米収穫 栽培から商品化 目指すは花博での発表

  • 酒米収穫 栽培から商品化 (写真1)

  • 教わりながら稲刈り

    教わりながら稲刈り

 向上高校と自修館中等教育学校の生徒らが、加藤花園(下糟屋)の田んぼで夏前に植えた酒米を10月8日、稲刈りした。黄金井酒造(厚木市)と連携した酒米プロジェクトの一環として、学生が酒米づくりの全工程(田植え・草取り・収穫)に最初から最後まで携わり、今後は各校で米麹や酒粕を使用し製品化、その先には活動成果の花博での発信を目指す。

 このプロジェクトは、黄金井酒造が掲げる「この土地の米と水だけで地酒をつくりたい」という思いと、加藤花園、そして向上高校のPTAや生徒たちが手を携える形でスタートしたもの。昨年度の「神奈川県私立中学校・高等学校振興大会」で提示された「私学教育の特色発信や地域との繋がり」との方針を受け、同校前PTA会長の金子友二さんらが中心となって企画・推進してきた。

 当日は、加藤花園の加藤繭さんの指導の下、両校の生徒らは鎌を使って酒米を刈っていった。向上高校生物部の梅津朔也部長(2年)は、「手作業での収穫は大変で、機械でも大変そう。頑張って育てた思いを大事に、良いものにしていけたら」と話した。今回の酒米「五百万石」は、約2・4トンの収穫が見込まれている。今後は加藤花園で脱穀し、小金井酒造で日本酒として仕込まれる。なお今回は2回の仕込みで、酵母とアルコール度数を変えて作られるという。

 今回の酒米づくりは単なる農作業にとどまらず、両校の特色を生かした実践的な学びの場ともなっている。向上高校では、生物部が田んぼの水質研究や生物調査を実施。酒米の発育・稲もみの成長観察などを重ねており、この先には酒粕を使った石鹸づくりを検討している。一方、自修館中等教育学校では、収穫後の酒米から生まれる酒粕を活用し、石田牧場と連携して「ジェラート作り」を企画。商品開発に挑む。

目指すは花博

 今後は、出来上がった地酒(銘柄「旋―TSUMUJI―」)の販売手伝いや酒粕ジェラートの展開をはじめ、来年度開催される「横浜国際園芸博覧会(GREEN×EXPO)」のブースにおいて、これまでの活動成果をパネル等で全国・世界へ発信することを目指している。

伊勢原 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

伊勢原 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

伊勢原 トップニュースの新着記事

伊勢原 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS