表彰状を手にする中辻理事長
県中小企業団体中央会（森洋会長）は１月16日、横浜ベイシェラトンホテル＆タワーズ（横浜市）で新春賀詞交歓会と表彰式を開催、神奈川県金属プレス工業協同組合の中辻和夫理事長が優良役員表彰を受賞した。
中辻理事長は２０１２年に同組合役員、16年に理事長に就任し、卓越した発想力と推進力でＩＴ化の推進や時代に即した構造改革などに取り組んできた。
コロナ禍で組合活動が休止した期間も組合員の意識高揚に尽力、感染症対策として組合員や家族、近隣企業にも呼び掛けて職域接種を推進、特別委員会を設置し、組合各社と一致団結して取り組むなど多大な貢献を果たした。
組合としてＢＣＰ（事業継続計画）の策定登録を行い、災害対策委員会を立ち上げ、災害時の対応なども進めている。また、行政や業界団体とも積極的に関わり、組合発展と社会貢献に取り組み続けている。
中辻理事長は「我々中小企業を取り巻く環境は、人手不足・人件費・エネルギーコスト・資材費高騰、価格転嫁対応とますます厳しさを増しているが、組合企業と知恵を絞り、有意義な情報を提供し、明るく元気に組合事業を進めていく」と力強く語った。同協同組合は27年に創立55周年の祝賀事業を予定。
同組合からは一昨年に大新産業株式会社の岩崎誠司社長、昨年には同組合事務局員の永澤弘子さんが優良職員に選ばれるなど３年連続での受賞となった。
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