市内三ノ宮の能満寺(松本隆行住職)で9月16日、本堂の新築上棟式が執り行われた。
雨漏りなどの老朽化が進んだことから200年ぶりに本堂の新築が執り行われる同寺の本堂。以前の本堂は江戸時代に火事で焼失後、明治になり大山の喜楽坊が移築され本堂に改修されたという。
また施工は(株)金剛組で、同社は「世界最古の企業」として知られ、国指定重要文化財なども数多く手掛けている。
式では檀家や関係者ら160人ほどが見守る中、松本住職が工事の無事を祈念。続いて綱を引いて柱を立て棟木を打ちこむ「棟打ちの儀」や天地に矢を放って魔をよける「鳴弦の儀」などが伝統衣装をまとった宮大工によって行われた。
式の最後は撒餅・撒銭が行われ、松本住職は「ここまで支えて頂いた檀信徒や関係者の方々、お祝いに駆けつけて頂いた皆様に感謝申し上げ、ご多幸をお祈り申し上げます」と話した。
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