横須賀版 掲載号:2013年11月29日号
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万代会館 市民の手で守れ 維持管理に黄信号

趣のある昭和初期の日本家屋
趣のある昭和初期の日本家屋

 京急津久井浜駅から徒歩5分の場所に、松林に囲まれた茅葺屋根の古民家がある。今は市の施設となっている「万代会館(津久井2の15の33)」だ。築60年を超え、老朽化が進むこの建物の在り方を見直す活動が進められている。

 この建物は、戦前戦後を通じて、帝国銀行や東京通信工業(現・ソニー)の会長を務めた万代順四郎氏とトミ夫妻の邸宅だったもの。夫人他界後の昭和55年、横須賀市に寄贈された。その後、「万代会館」と名付けられ、市民施設として文化活動の場となっている。現在の所有者は横須賀市。庭や建物の維持管理と人件費に関しては、市が負担している(年額380万円/平成24年度)。修繕目的として、建物寄贈と同時に受けた寄付金を基金として取り崩して修理に充てており、財政面では厳しい状況だという。最も深刻なのは、茅葺きだけでなく内部も老朽化が進んでいること。現在は茅葺きの現場監督で大工の市川茂さん(川崎市在住)らを中心にボランティアで保全が行われている。しかし、個人の負担が年々増大。継続して行うためには、今後の施設の在り方を含めて検討しなければいけない時期に来ていると考え先月、地域住民などが集まり「万代会館プロジェクト・準備会」を発足。庭の手入れやペンキ塗りなどのワークショップや見学会を通じて「まずはこの施設を知ってもらいたい」と活動を始めている。

 発起人の一人、三澤幸子さん(津久井の自然を守る会)は「地域で、この施設が”大事だ”という思いを共有したい」と話す。茅葺きの建物がそのまま残っていることは市内でも珍しく、内部のガラスや欄間などの造作も趣があるものだという。「施設を守りつつ、有効に活用できる形を考えていきたい」と三澤さん。横須賀市では現在、公共施設の見直しを進めているが、管理する教育委員会では「今後の方向性は検討中。在り方を慎重に議論したい」と話すに留まっている。

 同プロジェクトでは12月1日(日)に、ワークショップ(ペンキ塗りなど)を実施、参加希望者は【携帯電話】080・1081・4598市川さん。15日(日)は「お庭と室内の見学会」と題し、施設内部のガイド付き見学会を行う。詳細は【携帯電話】090・1439・7813三澤さん
 

職人の指導でワークショップも
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