神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2015年10月9日 エリアトップへ

11日に浦賀ドックで開かれる「大人の文化祭」の副実行委員長を務める 赤堀 愛子さん 粟田出身 31歳

公開:2015年10月9日

  • LINE
  • hatena

”大人”だって楽しみたい

 ○…絵画やダンスなど、さまざまなジャンルの社会人アーティストが一堂に会する場を「文化祭」として用意した。会場となる浦賀ドックは、建物自体が歴史的価値のある「アート作品」。真っ白な”キャンバス”に、色とりどりの「絵の具」が集まれば、互いに刺激し合い新たな気付きを生む。「出演者は毎年変わるので、同じ文化祭は二度とない。一期一会を楽しんで」。出演者との調整など裏方に奔走しながら、自身も表現者として表舞台に立つ。

 ○…久里浜高校時代、文化祭でバンドのボーカルを任された。あまりの恥ずかしさに「顔が真っ赤になっちゃって」。しかし、同時に芽生えた快感は病み付きに。Yデッキでのアカペラ路上ライブでは飽き足らず、米海軍基地内のゴスペル練習に飛び入り参加。隣の黒人が感情露わに涙を流している姿を見て「心を動かされた」。高校卒業後、情報系の専門学校に通いながら、多いときで週4日、ゴスペル練習のためベースに足を運んだ。

 ○…きっかけは、バンドマンの友人との何気ない会話。「ロックとゴスペルを一緒に演奏したら面白いのでは」。双方のメンバーは総勢100人。全員が入れる”ハコ”を求め、友人と市内の学校や施設に趣旨を説明して回った。「後ろ盾の何もない自分たちが交渉に行って、よく話を聞いてくれたと思う。今考えると怖いもの知らずだった」と笑って振り返る。熱意に賛同してくれた大学を会場に、表現者仲間も巻き込んだ一大イベントに仕立て上げた。

 ○…仕事の都合で7年前に横須賀を離れたが、ゴスペル活動などで月に数回は地元へ帰る。土地柄、外国人が多く異文化交流が盛んな横須賀は、アーティストにはよい環境が整っていると感じる。「社会人になると、感情や情熱を発散する場がなかなかない。生まれ育ったこの街がアートの街として根付くよう、少しでも力になれたら」と眩しい笑顔を見せた。

横須賀版の人物風土記最新6

小野 愛果さん

中学女子ソフトボール都道府県対抗大会で大会MVPを受賞した

小野 愛果さん

阿部倉在住 14歳

5月3日

鶴 ジュンさん

長井の活性化イベント「浜と丘とマーケット」を主催する

鶴 ジュンさん

長井在住 54歳

4月26日

三木 真理子さん

「関根川〜相模湾海中 水の輪つなぎ活動:chotto」の代表を務める

三木 真理子さん

秋谷在住 

4月19日

今野 睦夫さん

横須賀市ラジオ体操連盟を設立し、会長に就任した

今野 睦夫さん

二葉在住 82歳

4月12日

美里 芽玖(みさと めぐ)さん

ピアニストとして地元で初のソロリサイタルを開く

美里 芽玖(みさと めぐ)さん

平成町在住 22歳

4月5日

佐久間 大輔さん

大阪市立自然史博物館の学芸員を務める

佐久間 大輔さん

三春町出身 56歳

3月29日

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook