自分の足で商店街に出向いて食料品などの購入が難しい”買い物弱者”に対するサービスとして、久里浜商店街が移動販売を開始した。
高齢化率の高い久里浜台をモデル地区に毎月第2・4水曜日、軽トラックとワゴン車に生鮮野菜や惣菜、干物、パンを詰め込み同自治会館の駐車場で即席店舗を開店している。
4年前から「くりはまお使い便」と称して、商店街加盟店が扱う商品を中心に御用聞き・配達を行っていたが、「品物を自分の目で見て選びたい」といった利用者の声に応えた。当面は両方のサービスを運用しながら、採算性の追求やエリア拡大を検討する。
2回目の販売となった今月24日、回覧板で知った住民が三々五々集まり、陳列商品を確かめるようにして購入していった。会計時にスタッフとじゃんけんをして勝つと卵がもらえるサービスもあり、好評を得た。
女性客の1人は「ずらりと並んだ生鮮品を眺めながら今日の料理を考えるのが買い物の楽しさ。また利用したい」と話した。
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