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公開日:2026.05.15
三浦海岸海水浴場 民間主導で「再生」へ 地元有志、協会設立
夏場の海岸利用の運営形態が転換点を迎えている三浦海岸海水浴場に、民間主導でかつてのにぎわいを取り戻そうとするプロジェクトが始動した。今年2月、地元出身の有志らによって、一般社団法人三浦ビーチマネジメント協会(MiBMA)が設立され、行政や諸団体との連携を深めながら、持続可能なビーチ運営の形を模索している。
同海岸では2024年、海の家の設置者が建設費用などの財政的事情から営業を断念。三浦海岸海水浴場運営委員会も継続した運営が困難であると判断。開設は見送られる事態となった。同年、これに危機感を覚えた周辺の飲食店関係者らによるイベントの実施や、秋には三浦青年会議所が音楽やグルメなどを楽しめる「オータムフェス」を開催するなど、海岸の再起の足がかりを築こうと有志による懸命な取り組みがあった。
昨夏は三浦市主導で、2年ぶりに海水浴場を設置。(株)ニッポン放送が企画運営を行い、アートや音楽、グルメなどのコンテンツを展開した。
「避暑地みうら」ブランド化へ
MiBMAの発起人を務めるのは鈴木俊夫代表(42・南下浦町上宮田出身)。鈴木代表は「海の家でアルバイトに明け暮れた」と青春時代を振り返るほど、情熱をこの海岸に捧げてきた。大人になってからもライブの開催や三浦ゆかりの歌を作曲するなど、この地と共に歩んできたという。
そんな思い入れのある海が静かになっていく姿を間近で見てきた鈴木代表は昨夏、トレーラーハウスを用いた出店を実施。しかし、個人での活動には運営や行政連携の面で限界を感じていたという。こうした中、志を共にする仲間との出会いもあり、単なる一事業ではなく、地域一丸となった組織の必要性を感じ、協会の設立を決意した。
同協会は今後、海水浴場の窓口として、秩序維持や安全確保、清掃活動、イベントの企画運営や広報活動までを担っていく。組織運営においては、若い世代や多様なジャンルの意見を柔軟に取り入れる方針だ。4月には出口嘉一三浦市長を訪れ、その方向性や思いを伝えた。
スローガンは「風が通る海の街 避暑地 みうら」。三浦の爽涼な環境を最大限に生かし、ブランド力を高めることで、多様な層を呼び込み、かつてのにぎわいを超えることを目標としている。「再び民間だけで自走していける海水浴場をめざし、その中心でかじ取り役を担える協会にしていけたら」と鈴木代表は意気込んでいる。
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