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公立保育園再編実施計画 追浜・久里浜に「認定こども園」 3園が民営化に移行

教育

掲載号:2019年12月13日号

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 横須賀市は、市内に11園ある公立保育園の再編実施計画の素案を開催中の12月議会で報告した。定員の拡充や多様な保育ニーズへの対応を図るもので、認定こども園に関しては、既に計画が進められている中央地区のほか、追浜と久里浜地区にも開設する。

 市では、2008年に「公立保育園再編計画」を策定。その後、15年にはその「実施計画」を定め、「認定こども園」の設置などを含めた新たな事業を進めていた。その軸になっているのが、鶴が丘・上町保育園を統合した(仮称)中央こども園の開設。これに関しては、用地取得に時間がかかり整備開始時期が遅れており、今年に入ってようやく小川町の横須賀市職員厚生会館をリノベーションして設置することが決まった。当初、今年度中の開園予定だったが22年度とずれこんでいる。こうした状況と昨年11月に市内で実施した保育ニーズ調査をもとに、改めて再編実施計画を策定した。

逸見保育園を民営化

 保育園と幼稚園の役割を併せ持つ「認定こども園」に関しては、中央のほか、2地区に開設する。追浜では同地区内に園舎を新築し、追浜保育園を(仮称)北こども園に移行、久里浜では森崎・ハイランド保育園を統合して(仮称)南こども園を整備する。具体的には、北こども園は24年度、南こども園は22年度に基本設計に入る計画となっている。

 また、運営費の効率化において、船越・田浦・逸見保育園については民間事業者に運営を移行。既に逸見保育園は21年4月からの民営化が決まっている。公立園は民間(私立)保育園と比べて運営費が1人あたり1万5千円ほど高いため、民営化することでこれを削減する考え。運営効率化により生まれた財源については、施設整備や待機児童対策・職員の資質向上などの経費に充てるという。今回、これに該当しない鴨居・津久井・武山保育園に関しては、当面は現状の運営を継続する方針だという。

老朽化の懸念も

 市内の公立園は1970〜80年代竣工の施設がほとんどで、老朽化という問題も抱えている。鴨居保育園は9月の台風15号で園舎の屋根などが損壊。来年度中を目途に、隣接する用地に建て替えすることになった。他の園も竣工から40年超で「早急な打開策が必要」との声もあるが、今後の施設管理について担当課は「園児の数や近隣園などの状況を見ながら、運営方法も含めて判断したい」と話している。

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