逗子・葉山版 掲載号:2011年3月11日号
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フードコーディネーターとして活躍する 根本 きこさん 葉山町一色在住 36歳

素材の良さをもう一度

 ○…着飾らない、食べる人の心がほっとする料理。素材はきちんとしたものを選んで味をそっと引き出してあげるように―。そんなモットーから生み出されるどこか懐かしくも新鮮さを感じさせる料理の数々。雑誌の連載やラジオの出演、また自身がプロデュースするカフェの運営など多忙な日々を送る。「肩書きは大げさですけど、私の料理はほとんど普段のご飯づくりから派生したもの。本当の姿はただの主婦なんですよ」と柔らかな笑みを浮かべる。

 ○…20代の頃、タイやベトナム、アジアの各地を旅して回った。旅先での一番の楽しみはいつも観光より食事。「素材や調理、どれも日本のものとは違って新鮮で」。もともと料理をするのは得意。旅を終えては家族や友人に旅先の味を再現して振舞った。食卓に広がる異国の香り。そこに束の間、旅先の風景が蘇る。「香りは自分にとって旅を思い出させるツール。振舞うのも作るのも楽しい」。そんな自身の”旅先料理”は次第に仲間内でも話題に。「友人に雑誌関係者がいて段々仕事になっていって。気づいたら今の仕事になってました」

 ○…家に帰れば5歳と2歳、今がわんぱく盛りの2児の母。「今は子どもが生活の中心。振り回されっぱなしだけど、学ぶことも多い」。子育てのモットーは子どもに本気で向き合うこと。ゲームを買わないのも引越しを機にテレビを捨ててしまったのも、子どもに身近にある大切なものに向き合ってほしかったから。「いつか自ずと気がつく時がくる。だからその時までは」。そう語る横顔に母の愛が覗く。

 ○…食品添加物や化学調味料が当然のように使われる昨今。「だからこそ素材そのものの良さを見直してほしい」。それが料理を通じて伝えたいメッセージ。「きちんとした食材はそれだけで美味しい。そういうものが当たり前に食卓に並ぶ世の中になれば素敵ですよね」。”食の伝道師”として素材の良さを伝えるレシピをこれからも提案し続ける。
 

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