神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2012年5月25日 エリアトップへ

「プレ☆逗子コン」を主催した市民団体「湘南ユニティ」の代表を務める 内田 こづえさん 逗子市逗子在住 

公開:2012年5月25日

  • LINE
  • hatena

街の魅力、次世代に

 ○…街の活性化を行政に頼らず「市民にできることは自分たちの手で」と昨年11月に立ち上げた「湘南ユニティ」。街おこしの第1弾として行った「プレ☆逗子コン」は初開催にも関わらず100人を超える男女が集い、企画は大成功を収めた。「逗子にはあれがない、これがないという声もあるけれど、アイデアひとつで色々なことができる」。そう語る言葉には街おこしにかける熱き想いがあった。

 ○…逗子に暮らして20数年。「のんびりしたいい街。昔ながらの良さが今も残ってる」と街の印象を語る。しかしその一方で変化の乏しさも感じてきた。「変わらない良さもある。でも変化がなければ新しいものは生まれない」。自分が人生を謳歌できたのは「先人の苦労があったからこそ」という想いがある。「今の若い子たちが将来苦労しないように、今度は私たちが何かを残す番」。商店街に散見する閉店したままの商店もその想いに拍車をかけた。街コンはわずか2ヵ月という準備期間での開催だったが「たくさんの人に集まってもらえた。街が元気になる火付けになったのでは」。

 ○…自身の恋愛談を尋ねると夫との結婚生活に話が移った。20年連れ添った夫は7年前に他界。「でも本当に幸せな結婚生活だった。20年で2回しか喧嘩しなかったんですよ。あの人は永遠の恋人」と今も想いは色あせない。仕事や家事、ボランティア活動など多忙な日々だが「いつかまた会えた時『よく頑張ったね』って褒めてもらいたくて頑張ってるんです」と柔らかな笑みを浮かべる。

 ○…イベントに「プレ」と冠したのは今後より本格的に街コンが逗子に根付くよう願いを込めた。「自分たちはただきっかけを作っただけ。行政やほかの人たちにも街コンをやっていってほしい」。自身にとって街コンはあくまで街おこしのひとつ。「皆さんのハートに触れる何かをこれからも生み出していきたい」と意欲は尽きない。
 

逗子・葉山版の人物風土記最新6

志原 光徳さん

第54代逗子警察署長に就任した

志原 光徳さん

逗子市池子在住 58歳

4月12日

柳川 謙司さん

第75代葉山警察署長に3月19日付で就任した

柳川 謙司さん

横浜市在住 59歳

3月29日

大竹 則彦さん

葉山町制100周年PR大使に就任した「ミューシー」を生み出した

大竹 則彦さん

葉山町下山口在住 67歳

3月15日

後藤 慶幸さん

2月25日に開催された「Jazz in 鎌倉」の実行委員長を務めた

後藤 慶幸さん

逗子市在住 64歳

3月1日

平尾 香さん

リビエラ逗子マリーナ内レストランで自身の企画展が開かれている

平尾 香さん

逗子市新宿在住 51歳

2月16日

川野 恵子さん

クーリエ・ジャポン「2023年に世界のメディアが注目した日本人100人」に選ばれた

川野 恵子さん

逗子市出身 50歳

2月2日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook