大正から昭和期にかけて活躍した日本画家で、葉山町にもゆかりの深い山口蓬春(1893-1971)の作品やコレクションを収蔵する山口蓬春記念館(一色2320)では、あす3月28日(土)から春季特別展「琳派400年記念によせて〜山口蓬春の琳派研究」が開催される。
桃山時代後期に本阿弥光悦と俵谷宗達が創始し、江戸時代には尾形光琳らが発展させたことで知られる琳派芸術。同館によると山口蓬春もやまと絵の伝統を学ぶ過程で琳派の造形感覚に深い共感を寄せ、「伊勢物語図色紙」(俵谷宗達)や「飛鴨図」(尾形光琳)といった名品を集めた。同展では蓬春が収集した琳派の名品や研究の礎となった書物などを展示し、琳派芸術の魅力に迫る。会期は5月31日まで。前期(〜4月26日)と後期(4月28日〜)で一部作品を入れ替え。開館は午前10時から午後5時(入場4時30分まで)。月曜休館。チケットは一般600円、高校生以下無料。
期間中には関連企画として、学芸員が展示の見どころを紹介するギャラリートーク(土・日・祝日、午後2時〜)や子ども向けの日本画体験教室(5月2日、午後1時〜)なども予定されている。問合せは同館【電話】046・875・6094
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