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第30回横浜食肉市場ミートフェアで最高位の「名誉賞」を受賞した 三留 学さん 葉山町上山口在住 42歳

掲載号:2018年6月8日号

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葉山牛の魅力広めていく

 ○…「第30回横浜食肉市場ミートフェア」で最高位の名誉賞を受賞した。同市場に出荷する全国約100の牧場が自慢の1頭を持ち寄り、行われるこの催し。「名誉賞は今回が初めて。受賞を聞いた時はとても嬉しかった」と笑顔で語る。

 ○…横須賀市出身。もともと大工だったが、結婚を機に妻の実家である三留牧場へ。「不安よりは面白そうという気持ちの方が大きかった。それまでの仕事の経験も生かせると思った」と振り返る。その言葉通り、牛舎を自ら建てるなど、その職能をいかんなく発揮しながら、義父から畜産のイロハを学んでいった。

 ○…常時約180頭を肥育している。北海道や宮城県から子牛を買い付け、約30カ月育てた後で出荷している。牛がストレスなく過ごせるよう環境を整えるのはもちろん、特にこだわっているのが飼料。義父から教わったおからやビールかすを混ぜた自家配合飼料を朝晩2回与えており、食味がよく脂のしつこさがない「葉山牛らしさ」につながっている。また、肉の格付けにおいてどれだけ上質なものが占めているかをみる「上物率」では、全国平均75%を大きく上回る98%を保っている。良い牛をどれだけ安定的に出荷できるかが工夫しがいのある点だという。「育て方ひとつで肉質は一変してしまう。食べた人に美味しいと言ってもらうことが供養にも繋がると思うんです」

 ○…朝晩の餌やりから体調管理、設備のメンテナンスなどほぼ全てを1人で行なっており、「基本的に休みはない」と苦笑い。昔熱中したジェットスキーやスノーボードを再開するのはもう少し先になりそうだ。それでも「やればやるほど結果につながる終わりのない世界。葉山牛の魅力を多くの人に広めたい」と充実した表情で語った。

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