今年の夏から、森戸海水浴場開設期間中はみそぎ橋周辺の石畳エリアでもバーベキューが禁止となる。近年、ごみの不法投棄や騒音などの迷惑行為が絶えず、近隣住民や自然環境への悪影響を考慮したもの。町はルールの遵守徹底を呼びかけている。
森戸神社周辺の海岸は年間を通じてバーベキューを禁止しており、森戸海水浴場も、開設期間中は禁止としてきた。しかし、みそぎ橋周辺の石畳が敷かれているエリアではそうした措置を取っていなかったため、シーズンともなるとバーベキューを楽しむグループの姿が多く見られ、騒音やゴミの放置など生活・自然環境に悪影響を及ぼしていた。町には毎年、苦情や改善を求める声が寄せられていたという。
こうした状況を受け、町は今年から、森戸海水浴場の開設期間(7月6日から8月31日まで)はみそぎ橋周辺の石畳エリアも含む海水浴場全体をバーベキュー禁止エリアに設定。新たなルールで周辺環境の向上を目指す。
森戸町内会の新倉寛会長は「ゴミだけでなくトングなどの道具も放置するなど、ひどい状況が続いていた。海や周辺環境が良くなれば」と話していた。
町は、現場にポスターを設置しているほか、ホームページで情報発信をしていくという。また町産業振興課は、海岸にごみ箱はないため、出たごみは必ず持ち帰るよう呼びかけている。
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