令和元年台風15号は逗子市内にも大きな爪痕を残した。17日現在も通行止めとなっている小坪隧道は、早ければ今月25日に通行止めが解除される見通し。市はふるさと納税を使った緊急寄附受付フォームを開設し、支援を呼び掛けている。
県道311号線(県道鎌倉・葉山線)の鎌倉市側から逗子市方面へ向かう小坪隧道で、台風15号による土砂崩れや倒木が発生。9日から通行止めとなっている。
横須賀土木事務所によると、16日に不安定な土砂や樹木の除去は完了し、岩肌が見える状態になった。トンネル内の清掃も終わり、今後は斜面が再び崩れるのを防ぐためにコンクリートを吹き付ける作業を行うという。担当者は「天候にもよるが、早ければ9月25日、遅くてもその週末までには通行止め解除ができるよう作業を進めていきたい」とした。
復興経費募る
市は10日、ふるさと納税のプラットフォーム「ふるさとチョイス」で令和元年台風15号復興支援に伴う緊急寄附受付フォームを開設した。寄付金は復旧事業や今後の防災対策に使われ、返礼品はないが市内在住者でも寄附できる。17日現在で73万1000円、69件の寄附が寄せられており、市財政課は「これほど集まるとは思っていなかったので、とてもありがたい」と話した。受付フォームは市のホームページからアクセスできる。
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