逗子・葉山版 掲載号:2020年1月10日号 エリアトップへ

逗子の自然で遊び堪能 観光協会「山の魅力」伝える

教育

掲載号:2020年1月10日号

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火起こしに挑戦する子どもたちと塚越さん(右)
火起こしに挑戦する子どもたちと塚越さん(右)

 逗子市観光協会が夏の逗子海岸だけでない、新たなまちの魅力を伝えようと昨年から開催している「逗子旅+(プラス)」。

 この一環で先月27日、「逗子の山の魅力も知ってもらおう」というテーマのイベントが開催された。市内桜山の山中で親子が遊べる環境を提供している「原っぱ大学」に「体験入学」するという企画だ。

 「原っぱ大学」とは、逗子で生まれ育った代表の塚越暁さんが2012年、「子どもも大人も思い切り遊べる場を」と始めた取り組み。当初はイベント開催などが中心だったが、15年に現在の場所に開設。年間を通してプログラムを開催している。

 「村や」と名付けられたこの敷地は山の中にあり、塚越さんたちが自ら切り開いた。山道を進むと突如として日差しが差し込みエリアが現れ、アスレチックのような小屋や滑り台など多種多様な遊び道具、逗子のまちが一望できる高台などが設けられている。

いつしか夢中に

 当日は5〜9歳の親子5組10人が参加。火起こしの方法や、刃物の扱い方、薪の作り方などをスタッフから学んだ。

 探検や泥遊びなどもメニューとして用意されていたが、何をやるかは子どもたちが決める。最初は周囲の様子を伺っていたが、次第に興味の向くままに動き回るようになると、泥だらけになりながら走ったり、ブランコや火起こしなどの作業に夢中になっていた。塚越さんは「ケガをしない、させないだけがルール」と語り、自ら一緒に遊んでいた。

 参加した幼稚園児は「すごく面白い。これからもここに来たい」と興奮気味に話し、その母親は「逗子にこんな環境があるとは知らなかった。喜んでいて良かった」と話していた。

 市観光協会はこれまで「逗子旅+」の中で市民からとっておきの風景写真を募集し、カレンダーを製作・販売したり、市内の寺社や小坪エリアを巡るウォーキングツアーを企画。市内外にまちの魅力発信につなげる試みを続けている。今後もスタンプラリーなどを開催する予定で、「市内の方にも、新しい逗子の魅力をお伝えできたら」と話している。

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