神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2021年10月8日 エリアトップへ

「BEATICE」代表でお米や田園の魅力を発信している 山口 冴希さん 葉山町在住 35歳

公開:2021年10月8日

  • LINE
  • hatena

葉山の棚田に魅せられて

 ○…葉山町上山口の棚田で収穫した米を使った「葉山アイス」の生みの親。この取り組みは全国に波及し、各地の「棚田米」からなるアイスが続々と誕生している。現在は「日本のお米と田園の魅力を世界に発信したい」と新たなプロジェクトを立ち上げ、伝統的製法を守っている「三河みりん」とコラボしたアイスを開発。「国内外の人に味わってもらい、田んぼに関わる人を増やしたい」と意気込んでいる。

 ○…もともとは料理好きな3児の母。2015年に葉山に移住し、知人の紹介で上山口の棚田で米作りに携わるようになった。「葉山に棚田があるなんて知らなかった。その美しさに目を見張りました」。時には子どもをおんぶしながら夫婦で田んぼでの作業にのめり込んだ。自然と心が落ち着き、子どもたちが楽しそうに遊ぶ特別な場所は、自身の中で日増しに大きな存在となっていった。

 ○…維持管理に手間暇かかる棚田は、各地で後継者不足が深刻な課題となっている。後世に引き継いでいくため、自分たちに出来ることはないかと思い浮かんだのがアイスだった。「老若男女みんな大好きだし、少しの収穫量でも多くの人に食べてもらえる」。ただ、「商品」を作るには多くのハードルもあった。「初めての経験だったので、半泣きしながらレシピ開発していた時もありました」と笑いながら振り返る。

 ○…今では日本のお米と田園風景の魅力を伝える会社の代表を務める。「人の笑顔を見るのが大好き」という夫とともに、これからも挑戦の日々は続く。「楽しそうな場所に人は集まる。これからも、日本の田園風景からワクワクを発信して、関わる人が増えるきっかけを作っていきたい」と笑顔で語った。

逗子・葉山版の人物風土記最新6

志原 光徳さん

第54代逗子警察署長に就任した

志原 光徳さん

逗子市池子在住 58歳

4月12日

柳川 謙司さん

第75代葉山警察署長に3月19日付で就任した

柳川 謙司さん

横浜市在住 59歳

3月29日

大竹 則彦さん

葉山町制100周年PR大使に就任した「ミューシー」を生み出した

大竹 則彦さん

葉山町下山口在住 67歳

3月15日

後藤 慶幸さん

2月25日に開催された「Jazz in 鎌倉」の実行委員長を務めた

後藤 慶幸さん

逗子市在住 64歳

3月1日

平尾 香さん

リビエラ逗子マリーナ内レストランで自身の企画展が開かれている

平尾 香さん

逗子市新宿在住 51歳

2月16日

川野 恵子さん

クーリエ・ジャポン「2023年に世界のメディアが注目した日本人100人」に選ばれた

川野 恵子さん

逗子市出身 50歳

2月2日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook