逗子文化プラザ市民交流センターの副館長に就任した 本藤 太郎さん 逗子市久木在住 33歳
多才な公共施設マン
○…生涯学習、市民活動、NPOなどさまざまな人たちが集まる、逗子文化プラザ市民交流センターにあって、長髪、独特なファッションで異彩を放つ。同センターの広報マン、時にはセミナーの講師を務めてきてこのほど、副館長に就任。施設を「いろいろな人が交じり合って、刺激を与え合い、何かが生まれる場所に」と意気込む。
○…日大芸術学部在学中、大学の先輩のイベントの手伝いで、市民ながら初めて来館。その後も他の企画に携わる中で、職員の目に留まりスカウトされた。学芸員を目指していたことや、海外の図書館が市民活動の一翼を担っていることを目の当たりにしたことなどから、公共施設での仕事に興味もあり、アルバイトとしてスタート。自らを「戦う公共施設マン」と称し、「やりたいことをやった」結果、「施設の雰囲気は随分変わった」と自負する。
○…高校時代にバンド活動に熱中するあまり、大学受験の機会を逃した。浪人生活に入るが、本屋で見た『赤本』で「一番薄かった」ことから日大芸術学部を受験。写真学科に在籍しながら他学科の講義も聴講し、見聞を広げたことが、今も仕事に生きている。中学時代からの長髪は「猫のひげと一緒で感覚が研ぎ澄まされ」、パンクやゴスを基調としたファッションは自身のプレゼンテーションで、「語り出したら何時間でも話せますよ」と笑う。
○…趣味はバイクで愛車はハーレーダビッドソン・スポーツスター。「金はかかるし、無駄な時間だけど、その無駄が大事だと思っている」。最近、力を入れてるのはラップ。自分ではやらないがイベントの後押しなどに注力。やりたいことが止まらない。とにかくまずやってみる。興味は尽きない。
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