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逗子・葉山 文化

公開日:2025.08.08

須ノ宮神社
氏子による新社(やしろ)が1周年
葉山町上山口新沢の里

  • 社の前に座る世話人の石井さん(左)と長谷川昭二さん

    社の前に座る世話人の石井さん(左)と長谷川昭二さん

 葉山町上山口の新沢の里地区にある須ノ宮神社の社が新しくなって1年を迎える。

 同社の創建などは不明だが、古くから氏子たちの手で守られてきた。約55年前には「100年持つように」とコンクリートの社が造られたが、梅雨時期などは結露がひどく、納められている神殿の状態が悪くなっていた。そこで15年程前に新しく木造の社を建てようと今井俊夫さん(故人)が発起人となり世話人会が発足。65人の氏子たちで費用の積み立てを行い、約10年かけ約230万円の資金を捻出した。資材の木材は造園業を営む氏子の伝手で調達したり、地元大工の協力もあって、経費を抑えることができたという。

 2024年4月にコンクリートの社を解体し、6月から工事を始め、7月30日にヒノキ造りの社が完成。8月12日に同地域の氏神・杉山神社の玉泉隆治宮司により工事のために移動していた神殿を元に戻す遷座(せんざ)の儀式が行われた。

 玉泉宮司によれば、社殿がない神社を氏子の人たちが守り続けている例は珍しいという。

 世話人会のひとり、石井栄蔵さん(71)は「我々がしっかり守っていけば若い人たちは見ているから必ず継承してくれるはず」と、次の世代に期待を寄せた。

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