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プレス工業陸上部 ヘッドコーチに下里さん就任

スポーツ

掲載号:2018年3月9日号

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選手の練習を見守る下里さん
選手の練習を見守る下里さん

 県内屈指の実力を持つプレス工業陸上部(遠藤)のヘッドコーチに、昨年まで現役選手兼任コーチとしてチームを牽引してきた下里和義さん(36)が就任した。前ヘッドコーチの上岡宏次さん(40)が監督となり、新たな体制でスタートを切った。下里さんは「将来は日本一を目指したい」と現役時代と変わらない熱い口調で抱負を語った。

「日本一の選手育てたい」

 1991年に創立された同部は、県実業団駅伝大会を10連覇中、日本一を決める元旦のニューイヤー駅伝にも8年連続で出場する実績を持つ。その現場の舵取りを任されることになった。

 下里さんは、三浦市で生まれ、中学校で陸上を始めると、全国大会へ出場するなど才能を発揮。その後、陸上の名門・翔陵高校で脚力に磨きをかけ、神奈川大学に進学すると、箱根駅伝で3区を任され、往路優勝という快挙を成し遂げた。「日本一の選手を目指したい」と、大学卒業後に日産自動車陸上部へ入部。2年目に、実業団ハーフマラソンで見事に日本一に輝き、世界大会へ出場した。

 日産の陸上部で先輩だったのが上岡さん。「本気で日本一のランナーを目指していた。この人に勝つ事ができたら、自分はもっと成長できる」と背中を追う存在だったという。

 3年前、その上岡さんからの誘いを受けプレス工業へ移籍。選手としてチームを牽引するが、フロントの人手不足を実感し、昨年現役を引退してコーチの道を歩み出した。

 同陸上部には現在17人の選手が所属。下里さんは、選手一人ひとりの1カ月ごとの目標を定め、練習メニューを組み立てる。選手個々に実力差があるため、練習はスピードや持久力などの3、4のグループに分けて行う。まだ慣れず、時には眠れずに練習メニューを考えることもあるという。

 チームの最大の目標は、11月に行われる東日本実業団駅伝大会でニューイヤー駅伝出場権となる上位13位以内に入ること。「選手たちは、日本一を目指していた現役時代の自分を知っているので身近な存在だと思う。怪我の予防やメンタルコントロールなど自分の経験を選手たちに伝え、一緒に成長したい」と抱負を語った。

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