藤沢版 掲載号:2020年2月21日号 エリアトップへ

「藤沢の未来像」 示せるか デスク・レポート

政治

掲載号:2020年2月21日号

  • LINE
  • hatena

 ▼藤沢市長選で、現職の鈴木恒夫氏が3選を果たした。早くから保守層を一本化し、産業界、国会議員、政党など、垣根を超えて幅広い支持を取り付け、盤石の布陣で選挙戦に臨んだ成果と言えよう。現職有利の下馬評は覆らず、陣営が目指した「信任に足る6割の得票」はほぼ達成された。ただ、投票率を見れば30%を割り込む低調ぶり。また得票数も前回の約6万8千票から1万票近く落とし、現市政への批判も浮かび上がった。

 ▼少子高齢社会にあって、人口増が続く藤沢市。だが、10年後には人口減に転じると推計され、時代の波はいずれ訪れる。現状財政的に安定しているとはいえ、社会保障費や公共施設再整備費の増大が見込まれる今後は予算の「選択と集中」が一層必要になる。市は2018年11月に中期財政計画で584億円の財源不足を示したが、その後見直し対象になった33の事務事業の多くは、高齢者や障害者福祉に充てられていたものだった。国基準や他市と比べ手厚かったとはいえ、それらが切り詰められても藤沢は「暮らしやすく、選ばれる街」足り得るだろうか。政策との整合性が問われる課題と言えよう。

 ▼社会構造の変化が加速する過渡期にあって、鈴木市長の言う「変化に対応した基盤整備」はもちろん重要だ。一方、数十年先の街のビジョンも欠かせない。例えば選挙中、新人2氏が反対としたJR東海道線の藤沢―大船駅間で進む、村岡新駅構想については直接的な言及を避け続けた。県や鎌倉市が誘致を強力に推進する中、藤沢でも重要課題としての比重は高まる。今後は自身の見解を交え、具体的な方向性を指し示すべきだろう。

 ▼今夏には東京五輪セーリング競技が江の島で開かれ、2度五輪を迎えた街としてのレガシー(遺産)活用にも期待が高まる。「藤沢市政を着実に前へ」。選挙戦で口にしたその言葉をかみ締め、首長としてのリーダーシップを発揮し、4年間のかじ取り役を全うしてもらいたい。

お仕事付き高齢者住宅見学会

クロスハート湘南台・藤沢で1月31日と2月14日。10時から。先着8名

https://www.shinkoufukushikai.com/

<PR>

藤沢版のローカルニュース最新6

自転車事故が昨年比増

自転車事故が昨年比増 社会

警察署が注意喚起

3月27日号

「ふじキュン」が遊具に

市内3公園に設置

「ふじキュン」が遊具に 教育

3月27日号

日本精工がマスク寄贈

旅立ちの日、晴れやかに

旅立ちの日、晴れやかに 教育

市内小学校で卒業式

3月27日号

自宅で鉄道ジオラマ

自宅で鉄道ジオラマ 社会

 湘南台在住 佐原くん

3月27日号

湘洋中、開拓者魂で6年

湘洋中、開拓者魂で6年 教育

県内唯一 公立中女子サッカー部

3月27日号

弁護士会主催の街かど相談会

相続、不動産、借金、解雇、離婚など、どんなことでもまずはご相談ください!

https://www.kanaben.or.jp/

無料葬儀式場

サービスはそのままに式場を完全 昨年10月より実施中です

https://heiwadou.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月27日0:00更新

  • 3月20日0:00更新

  • 3月13日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

心揺さぶる風景写真

心揺さぶる風景写真

31日から市民ギャラリー

3月31日~4月5日

藤沢版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

藤沢版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年3月27日号

お問い合わせ

外部リンク