地元の中学生とパラアスリートがオンライン上で交流する「教えて!オリンピック・パラリンピックのちから〜『+1』from Fujisawa」が24日、善行の県立スポーツセンターなどで開かれた。市や藤沢青年会議所(JC)などが主催。約60人が参加し、選手が競技を始めたきっかけや東京大会へ向けた意気込みに耳を傾けた=写真。
前半はパラ競泳の木村敬一選手が出演し、目が見えない状態で行う競技特有のルールや練習方法について解説。子どもたちへは「コロナの不安はあると思うが、出口はあるし、教訓は未来に生きる」とエールを送った。
後半では、藤沢がホストタウンとして迎える予定のポルトガルパラ選手団とのライブ中継を実施。選手団長のレイラ・マルケス・モッタさんは「自分以外の勝利も祝えるのがパラ大会。皆さんもコロナ禍で制約があると思うが、障害のある自分たちが状況を良くすることができると示したい」と意気込んだ。
同JCの野村俊介理事長は「障害のある選手の話を聞き、子どもたちが共生社会について考えるきっかけにもなれば」と話した。
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