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「喫煙は脳の病気です」 病気だから治療できる、やめられる
新型コロナウイルス感染対策で、自身や家族の健康状態について考える機会が増えている。「今こそ禁煙すべき時」と話すのは、医師で「禁煙・受動喫煙防止活動を推進する神奈川会議」の長谷章会長。「正しい手順を踏めば、禁煙は思いのほか簡単」と呼びかける。コロナ禍の禁煙について話を聞いた。
「感染対策において、手洗いうがい、三密回避や消毒に加え、脱タバコも基本」と熱をこめる長谷さん。喫煙は肺炎のリスクを約3倍に、新型コロナ重症化リスクはさらに高まるといわれる。「タバコには約400の危険物質が含まれています。その内の80種ほどは発がん性物質」と警鐘を鳴らす。
コロナ禍で市内の喫煙所も閉鎖された。長谷さんは「受動喫煙の恐ろしさが広まり、分煙に留まらず禁煙の施設や公園も増えてきた。吸える環境が減ったことは禁煙の良いチャンス」と話す。
タバコはストレス発散にならない
「コロナ禍でストレスが溜まるから余計に吸いたい」という声もあるが「そもそもタバコでストレスは発散できない」と長谷さん。「喫煙でリラックスした気持ちになるのは、脳のエラー。ニコチン依存症という病気です」と話し「禁煙できないのは心が弱いからではない。正しい知識と適切な治療で治るもの」と呼びかける。
禁煙外来は保険対象気軽に相談を
藤沢市では、電話での無料の禁煙相談を実施して脱タバコをサポート。長谷さんの医院をはじめ、禁煙外来に取り組む病院、歯科、薬を取り扱う薬局も多い。「禁煙外来は保険診療の対象。生活習慣などを聞き正しい知識を学んだ後に薬の処方で禁煙に取り組みます。薬は貼り薬と飲み薬があり、脳がニコチン依存症で、出にくくなったドーパミンを自然に出るように治療します」 と長谷さん。治療は約3ヶ月。「金額は3割負担の方で、1日20本吸う換算で2ヶ月分のタバコ代くらい。気軽に相談を」とほほ笑む。
藤沢市が掲げる喫煙率0%
昨年9月に「日本対がん協会賞」を受賞した長谷さん。全国初となった神奈川県の公共的施設受動喫煙防止条例の実現や、県内法人タクシーの全面禁煙実現などの功績が認められたもの。「藤沢市が掲げる『喫煙率0%』を達成するまで活動は終われない」と意気込んだ。
長谷内科医院
藤沢市藤沢229
TEL:0466-22-2681
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