湘南国際マラソン実行委員会は19日、2月20日(日)に開催予定だった第16回大会を昨年に続き2年連続で中止すると発表した。感染対策を実施した上で開催を目指してきたが、変異株による新型コロナウイルス感染が急拡大していることを受け、中止を余儀なくされた。
実行委は今大会、種目をフルマラソンのみとして参加者数を削減したほか、ランナーには2週間前の健康観察が可能なスマートフォンアプリの導入やワクチンの2回接種、PCR検査の実施を参加の条件としていた。
会場でも競技中以外はマスク着用を義務付け、手指や足元の消毒を実施したり、「密」回避のため分散式スタートを導入するなど、あらゆる感染症対策を実施して開催を目指してきた。
実行委員会は「コロナ禍でも開催できると信じて、準備を進めてきた。マイボトル持参という新たなコンセプトを広める意味でも実現したかったが、感染拡大が想定以上だった。2年連続の中止は残念」とした。
参加料の一部返金、参加賞などの対応については今後、大会ホームページやメールなどで周知するという。
問い合わせは事務局【電話】0463・70・6667か【URL】https://www.shonan-kokusai.jp/で。
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