藤沢 社会
公開日:2026.05.22
「3D都市モデル」藤沢市が公開 まちづくりDXへ、オープンデータ化
藤沢市は先月28日、国土交通省が日本全国の都市空間を3Dデジタルデータ化する「Project PLATEAU」に参画して進めてきた市内の「3D都市モデル」の整備が完了したと発表した。それをオープンデータとして一般公開。誰でも自由に利用可能な環境を整えた。まちづくりのDXに向けて全国の地方自治体や民間企業での活用が進んでおり、県内の自治体では8例目。
3D都市モデルの整備には、市が長年蓄積してきた航空測量データや地形図、基礎調査などによって取得したデータを活用した。3次元地図の枠を超え、建物の高さや構造、住宅・商業・工業といった用途をデータ化。土地利用状況などの特性も網羅的に集約されている。
これまではデータ取得に申請が必要だったり、自治体ごとにフォーマットが異なったりして都市分析に手間がかかっていたが、同省「PLATEAU VIEW」から容易にダウンロードできる。
オープンデータ化がもたらす効果は、まず都市分析・シミュレーションの高度化だ。詳細な建物や土地のデータに基づき、日照の影響や風通しのシミュレーション、災害発生時の浸水予測など実社会のまちづくりに直結する精密な分析が可能に。科学的根拠に基づいた効率的な都市計画の策定が期待される。
次に若年層のまちづくりへの参画促進。3D都市モデルをゲームエンジンなどに活用できる形式に変換し提供することで、若者が親しむゲーム空間に藤沢のまち並みを再現できる。仮想空間での体験を通じて地元のまちへの愛着や興味を喚起し、将来的なまちづくりへの積極的な関与を促す狙い。
最後に多角的なプロモーションへの活用が挙げられる。3次元データは時間や空間を自在に操れるため、まちを俯瞰する視点や時間経過に伴う景観の変化などをシミュレートした動画作成も可能。市の魅力をより視覚的に広く発信できる。
このほど完成した藤沢の3D都市データを幅広い分野に活用してもらおうと、市は今後、企業や大学などの研究機関、市民らに対し、情報提供をしていくという。
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