「地域の支援に感謝を」
江ノ島電鉄(本社・片瀬海岸)が1日、開業から120周年を迎え、江ノ島駅で記念式典を開いた。同電鉄関係者のほか、多くの鉄道ファンも集結し、門出を祝った。
式典では井口貴之駅長(54)が開通してからの120年間を振り返り、「関東大震災、新型コロナウイルスの流行など決して平坦な道のりではなかったが、苦境の度に心強いご支援をいただいた地域や関係者に感謝申し上げる」とあいさつ。現役車両で最も古い「300形」が開業当時の「片瀬-藤澤」の行き先板を取り付けて到着し、最新の「500形」と連結して同駅を出発した。
この日、湘南台から足を運んだ江ノ電ファンの男子高校生(16)は「住宅街や海沿いなど色々な区間を走るのが江ノ電の魅力。観光客や地域住民の足として、これからもがんばってほしい」とエールを送った。
江ノ電は1902(明治35)年9月1日、「江の島詣」に訪れる参拝客の輸送手段として藤沢-片瀬(現在の江ノ島)間の10駅で開業。現在は藤沢-鎌倉間の約10Km、15駅を結んでいる。
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