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藤沢 政治

公開日:2023.04.28

最多得票
「女性目線」市政に届けたい
松長由美絵氏

  • 支援者を前に笑顔を見せる松長氏(=23日、辻堂の事務所)

 「県議である夫と共に歩んできた4年間を市民の皆様に評価していただけた」。当選確実の一報を受け、無所属で現職の松長由美絵氏(44)は辻堂の事務所で笑顔を見せた。今回の藤沢市議選では2位当選だった前回からさらに票を積み、トップ当選を果たした。

 訴えたのは女性ならではの細やかさ。改選で女性議員は増えたが、それでも3割程度。当事者が政策決定の場にいることで「見落としがちな女性目線を拾い上げることができる」。選挙戦では、統一地方選前半戦で再選した夫・松長泰幸氏(54)とともに地道に地域を歩いた。

 「声をあげたくてもあげられない人がいる。困っていることを相談してもらえるような議員になりたい」。4年前、初当選してから一人ひとりの市民とのつながりを重視し、市井の声を汲み取れるよう心掛けてきた。次の4年も「親しみのある議員で居続けたい」。

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