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藤沢 スポーツ

公開日:2023.11.17

片瀬海岸 登坂さん
初の大舞台 波に乗れ
サーフィンU16世界大会へ

  • 初の世界大会に臨む登坂さん(写真は本人提供)

  • 14日市長表敬し、鈴木恒夫市長と記念撮影する登坂さん(左)

 世界の海へ続け――。

 片瀬海岸在住の登坂祐妃さん(15)が11月24日からブラジル・リオデジャネイロで開催される「ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ」の16歳以下の女子日本代表選手として出場する。初めての世界大会を前に「自分のサーフィンでベストな結果を出したい」と意気込んでいる。

 登坂さんは湘南工科大学付属高校の1年生。日本サーフィン連盟(NSA)に所属し、4月、18歳以下が出場する「第31回ジュニアオープン」で全体では4位、アマチュアでは首位の成績で世界戦への切符が手にできる3人中1人に選ばれた。

 両親の影響で5歳のときにサーフィンを始めた。小学5年生からは本格的に打ち込み、夏も冬も、波がない日も板を手に海に向かう。練習場所の鵠沼海岸は、一昨年の東京五輪で銅メダルを獲得した都筑有夢路選手を輩出した海だ。

 夢は5年後のロス五輪で金メダルをとること。昨年は補欠には選ばれたが世界大会に出場できず、悔しい思いをした。大会出場は夢の実現に向けた1歩でもある。

 鵠沼海岸は有名スポットに比べれば波が穏やかな割りに人が多い。だが、そのコンディションの中で良い波をつかみ、地道に技術を磨いてきた。初の世界への思いを問われると、笑みとともにこう返した。

 「結果にこだわらず、将来の夢のための第一歩として、良い結果が出せたら」

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