地産の魚介料理を通して、相模湾の現状を知ってもらう一夜限りのレストラン「Bistroえのすい」が17日、新江ノ島水族館で開かれた。昨年に続き2回目で、持続可能な海を目指し啓発活動を行う「(一社)Chefs for the Blue」との共催。
当日は、市内外から50人が参加し、クロダイの酒蒸しやオアカムロの松風焼きといった「前菜盛り合わせ」と、カマスやメダイを使用した「白身魚のブーダンブラン 相模湾のビスク仕立て」などに皆舌鼓を打った。
同団体のシェフ2人が相模湾で水揚げされた魚介に合わせてメニューを考案。料理の配膳は、研修を受けた同館トリーターが担当した。中盤のトークショーでは、両者が登壇。温暖化や乱獲、開発などによって食用の魚が減少していることなどを訴えた。
参加した女性は「美味しかった。自然条件によって変わる料理を実際に味わえたのも良かった」と笑顔を見せた。
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