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藤沢 社会

公開日:2026.06.19

市民病院 25年度 医療事故等2338件

 藤沢市民病院は4日、2025年度の医療事故などの件数が2338件で、前年比で154件増加したことを公表した。

 同院が05年9月に策定した「医療事故公表基準」に基づき、患者に大きな影響を与えなかった「インシデント」と有害な事象「アクシデント」(医療事故)をレベル0〜5に分類し、毎年公表している。

 25年度のインシデントでは、患者への実害はなかったレベル1が最多の1131件(前年比65件増)、アクシデントでは、濃厚な処置や治療を要したレベル3bが9件(同3件減)、昨年度はなかった死亡に該当するレベル5は1件あった。

 アクシデントの事例では、外来血液透析で週3日、独りで通院中の70代患者が透析終了後、ふらつきなく自身で歩いて体重計まで移動した。体重を2回測定し、更衣室に歩いて向かうと大きな物音がした。駆けつけると仰向けに倒れていた。外傷性くも膜下出血、脳挫傷、後頭骨骨折で緊急入院。翌日、翌々日に脳外科手術をしたが、入院4日目に死亡退院したケースなどがあった。同院は手すりなど環境面を見直し、外来患者でも転倒・転落リスクを適宜、確認・評価し、予防に努める再発防止策を講じた。

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