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藤沢 文化

公開日:2026.08.07

東リ町の山車くるくる 寄付1500万円で修繕、いざ例大祭へ

  • 太鼓の音を響かせながら勢い良く山車を回転させる祭り関係者ら

    太鼓の音を響かせながら勢い良く山車を回転させる祭り関係者ら

 片瀬諏訪神社の例大祭が23日(日)〜28日(金)に斎行されるのを前に、東リ町の山車が修繕された。2日にお披露目され、威勢の良い太鼓の音が響き渡った。

 山車は1927年に完成。神社周辺には東リ町、下之谷、新屋敷、西方、西浜区の5町があるが、戦後の厳しい時代にも、多くの商店でにぎわった東リ町では欠かさず山車を出し続けてきた。しかし製造から100年近くが経ち、近年は老朽化が進み、ここ2年は祭りの見どころである山車を回転させる動作ができなくなっていた。

 「町の財産を後世に残したい」。東リ町山車保存会の甘粕忠秀会長は昨年9月から寄付を呼びかけた。「子どもの頃に乗った思い出がある」と県外からも温かい支援が届いた。今年5月には目標額の1500万円が集まり、市原市の宮大工、行田市の彫り師、鹿沼市の車師、日光市の彩色師といった職人が協力し、回転軸から屋根板、側面の細かな彫刻に至るまで修繕された。

 信号機ほどの高さを誇る山車に乗り込んだ子どもが太鼓を叩きながら町内を巡行。目いっぱい回転する山車を見た甘粕会長は「感無量」と安堵の表情を浮かべた。

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