新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、小中高学校が臨時休校となる中、精進・会席料理店「鎌倉鉢の木」(山ノ内350)では、子どもとその親などに200円で日替わり弁当を販売する取り組みを開始した。
日本各地にある被災地の支援活動を行う(一社)東日本大震災雇用・教育・健康支援機構(田中潤理事長)が、「この非常事態に子どもがいる家庭の力になりたい」と同店協力のもと、3月9日から実施。10日のメニューはエビフライや卵焼き、ゆかりご飯などで、中学1年と小学5年の息子と弁当を買いに来た男性(岩瀬在住・40代)は「栄養バランスの良い安価な弁当を食べさせられるのはとても助かる」と笑顔を見せた。
田中理事長は「馴染みのある店に思いやりの場ができたことで市民に安心感を届けたい」と言い、同店の藤川光主任は「手作りの味で貢献できれば」と話す。販売は3月末までの平日のみで、午前10時から正午。
また同法人が運営する災害復興支援広場リバスク(雪ノ下1の5の33)でも11日から「クリームチキンカレー」を200円で販売中。午前10時から午後5時。不定休。
問い合わせは鉢の木【電話】0467・23・3723、リバスク【電話】0467・24・5915へ。
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