振り込め詐欺被害を未然に防止したとして鎌倉警察署(猪俣秀彦署長)は2月26日、深沢郵便局に勤務する四ツ橋里恵さんに感謝状を贈呈した。
窓口担当の四ツ橋さんは1月24日、200万円を引き出しにきたという笛田在住の85歳女性を応対。大金の使い道に一貫性がなく、落ち着かない様子だったため、詐欺を疑い鎌倉署に通報した。
詳しく話を聞くと、銀行員を名乗る男から「株の権利があるから投資してほしい」と連絡があったが断ると、今度は製薬会社の職員をかたる男から連絡があり「譲ってもらった株で5000万円の損失が出たので払え。さもなければ裁判する」と言われたという。同日、同様の男から女性に連絡があったが、警官が来ている旨を伝えると、以降連絡が途絶えた。
鎌倉署管内の特殊詐欺発生件数は今年1月1日から3月1日時点で3件、被害総額は約219万円。昨年同時期と比べて10件減少しているが、生活安全課は「相変わらず詐欺電話は減っていない。おかしいと思ったらまず相談を」と話す。
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