鎌倉交響楽団でコンサートマスターを務める五味俊哉さん(54)らによる弦楽三重奏「ミハラシンフォニカ」が4月23日、円覚寺で室内演奏会を開いた。
円覚寺で初開催となった今回は、バッハ作曲の『ゴールドベルク変奏曲BWV988』を演奏。演奏時間が1時間30分に及ぶ名曲を披露した。13世紀に建築された円覚寺で、18世紀に作られたヨーロッパの音楽が奏でられ、160人の観客はその世界観を楽しんだ。
大磯町から訪れた50代女性は「寺社で西洋音楽を聴くのは驚きと感動があった」と言い、五味さんは「円覚寺でバッハを演奏できて心が洗われた」と語した。
同団体は、アマチュアオーケストラの首席奏者3人により2021年に結成。弦楽三重奏を極めることを目指し、年3〜4回の演奏会を各地で開催している。
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