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公開日:2026.10.16

鎌倉市公立中学 全10校に3Dプリンター配備 新教科「情報・技術科」見据え

  • 御成中学の3Dプリンター/提供=市教育委員会

    御成中学の3Dプリンター/提供=市教育委員会

 鎌倉市はこのほど、市内全10校の公立中学校へ3Dプリンターを配備した(由比ガ浜中学校は、開校前の寄贈により配置済み)。今後、情報・技術科を中心に、さまざまな授業への活用が期待される。

 配備されたのは、1校につき10台。現在、順次改修が進められているPCルームに設置された。

 背景にあるのは、2028年頃から、先行実施が予定されている学習指導要領の改訂だ。次期指導要領からは、中学校の「技術・家庭科」が2つに分離され「情報・技術科」が創設される。その中で、3Dプリンターなどの教材の利用が想定されており、政府も財政措置の検討などを含め、環境整備を促進している。

 これに先立った取り組みが今回の配備。市教育委員会の荒井俊晴次長は、「新しい設備を、すぐに授業に生かすのは難しい。先行して3Dプリンターを配備することで、先生たちに慣れてもらう」ことが目的の一つだという。

 「情報・技術科」に限らず、美術や数学、理科の授業などさまざまな教科での活用が想定されており、具体的な使用法を検討中。「先生たちをサポートしながら、効果的な活用法を模索していく」と話す。

 また、生徒たちからも活用法の意見を聞き、市が目指す「わくわくする学び」の実現を目指していく。「3Dプリンターは0から1を作ることができる。試行錯誤しながら、『思考力』を養ってほしい」と期待を寄せている。

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